DRRR!!、タイバニに首っ丈な小説ブログ
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なんて、怪レス見ながら妹と二人で言っていた、卯月です。
ちなみに、次回予告でも妹が言った。何やってんだ私たち。
とかいう話をした癖に上げるのはデュラっていう。
やはり眠い時に文を打っては駄目ですね、短文な上に展開訳分からん。
「――どうして僕は、非日常が好きなんだろう」
「あれ、俺に聞くの?」
一人暮らしに有りがちな呟き。
所謂『独り言』を口にしただけの筈なのに、僕の目の前から聞こえる筈の無い受け答えが返ってきた。
聞いた訳では無いし、と言ってしまいたいが、相手にしてしまうと存在を肯定する事になるので
何も言わない(空気だと思うことにしよう)
「君がどうして非日常を求めるのか、その答えは難しくもあるし簡単でもあるね」
「難しく言うなら、人間は常に変化を求める生き物だから」
「つまり、参拝とかで『世界平和』とかを願う人だって心の何処かで平和以外を求めてる」
「君はその当たり前にある欲求が他人より強いんだろうね」
目の前の空気さんは僕の独り言に対してべらべらと答えを連ねている。
言っている内容が実に尤もらしく、流石は何事も口八丁で切り抜ける人だなぁと
感心してしまった(や、人じゃなくて空気だった)
言いたいことを言い切ったのか、空気さんは満足そうに口を閉じて勝手に人の湯飲みを
手繰り寄せていた。そのまま何の躊躇いも無く音を立ててお茶を啜る空気さんに少し腹が立った。
しかし、今はそれよりも先程の問いの答えに引っ掛かりを覚えてしまい、気になって仕方がなかった。
「……簡単に言うなら、何なんですか」
諦めてそう問えば、空気から昇格した臨也さんがそれはそれは嬉しそうに笑って言った。
「簡単に言うなら、君の事は君が一番知ってるでしょう、かな?」
聞かなきゃ良かった。
今更後悔した所で遅く、空気として扱う予定だった臨也さんは何事も無かったかのように
一言、「帝人君、お腹が空いたんだけど」と宣った(こんな非日常は望んで無いんだけど)
自問他答
(自分に問った筈なのに、)
(なんで他人が答えてるんだろう…)
10.4.20
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