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absolute zero

DRRR!!、タイバニに首っ丈な小説ブログ

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携帯を開く=睡眠

最近は携帯で小説を打つといつの間にか眠ってる、卯月です。
御蔭で長い話なんか打とうとした日にゃ、途中で寝落ち→朝見ると強制消去のコンボですわ。
何だろう…そんなに睡眠時間が足りてないんだろうか…
『~、僕はそのままふすm』と表示されていた時は本気で何打とうとしてたのか分からなくて。ほんとに何なの、コレ…

で、今回も臨帝、なんですが。
寝落ちも物ともしない作品は大抵、1000文字も無いようなショートばっかです…
ショートって省きすぎて分からなくなるから難しいね!そんな話。












臨也さんは理不尽だ。

「何で女子ってやたら触ってくるんだろうね、アレは本当に理解出来ないよ」
「臨也さんに気があるからじゃないですか?」
「そりゃ大体の女子がそうだけど、俺、あんま触られるの好きじゃないからさ」
「……そうですか」(肯定したよ、この人)





等という会話をしたのは記憶に新しい。
世の中、人との接触を嫌う人もいるし、僕自身もあまりにべたべたされるのは苦手ではあった。
なので、特に動揺することもなく、臨也さんに悪いからあまり不用意に近付かないようにしようと
思ったぐらいである。
少し残念という気持ちも無きにしもあらずといった所だが、
それは彼と僕の関係からすれば当然の感情だった(世間一般で言う『恋人』だし…)
だが、それ以上に嫌われるような事はしたくないと思うくらいには、
僕は臨也さんに執着しているらしい(自分でも驚きだ)

臨也さんの意見を全面的に尊重させた行動を心掛けた僕は気付かれない程度に彼と距離を離しながら、
何時も通りの態度で接した。
遠すぎる訳では決してない距離。だというのに何故だか臨也さんの機嫌は悪化の一途を辿っていた。





「――最近、妙に距離を取るよね、帝人君。何なの、ソレ」
「え、そんなに言う程に距離無いですよ」
「開いてるの!しかも近頃は手が触れただけでも謝ったり…そんなに俺に触るの嫌なの!」
「だって、臨也さんは人に触られるの嫌いなんでしょう?」
「、は?」

機嫌の悪い彼を納得させるように言葉を告げれば、
思いもよらなかったのか呆気に取られた表情をした臨也さんが、暫くしてから深い、深いため息を吐いた。

「あのねぇ…確かに俺も悪かったけど、君は俺の特別なんだから。ほら、おいで」
「でも、」
「帝人君はいーの!」

呼ばれても躊躇した僕に痺れを切らしたのか、僕が動くよりも先に臨也さんに抱きすくめられる。
恐る恐る背に手を回せば、良く出来ましたと言わんばかりに頭を撫でられた。

本当に臨也さんは理不尽です、と呟けば「帝人君の解釈が斜め上にかっ飛んでるだけじゃない?」と
笑われる。

この人が理不尽なのも屁理屈並べるのも今更なのだが(まぁ、触っていいんだから、いっか)












10.11.7

 

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