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absolute zero

DRRR!!、タイバニに首っ丈な小説ブログ

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やっつけ仕事にも程がある

前回の続きを書いていて、ちょっと唐突すぎねぇ?とか自分で思っちゃったので補足用に書いてみたものです。

今回注意書きが必要です。
・単品でも読めないことはありませんが、前回の話を読んでくださるとウチのマスターの慌てっぷりの理由がよく分かります。多分…
・あと、うっかりオリジナルキャラを追加で出してしまった上に説明不十分なので『設定』にキャラの説明入れときます。読んでくれると助かるのは管理人だけですね。読まなくても、マスターの友人にこんな人がいるんだー程度に思っていればOKかと。…このサイト、男しか出てこないんだがどういうことだ。
・幕間なので、台詞しかありません。
・しかも短いです。

多くてすいません…





某月某日、通話記録より抜粋。


『――はい、もしもし?』
「もしもし!蓮珠ですけど、かずまだよな!?」
『れんれん?珍しいな、電話くれるなんて』
「細かいこと気にすんな。あと、れんれんって呼ぶな!」
『いーじゃん、で、どーしたの?』
「あ…っと、その、だな。お前に聞きたいことがあるんだが」
『何、この大親友の西月くんに何でも聞いてみなって!』
「…俺の友人の話なんだけどな?最近、ある人を見るだけで急に動機が激しく
なってまともに目を合わせられなくなるんだって言うんだけど、これは一体どう
いう事だと思う…?」
『ははーん…何?動機が激しいとな』
「…ああ」
『で、気が付いたら顔が赤くなってて、夜になると胸が苦しいんだろ?』
「…そう」
『そっかー、蓮珠は今その悩みに困ってんだな!?』
「ち、違…っ俺の友人の話だって言ってんだろ!?」
『あー、はいはい。悪かったよ…で、その友人とやらの言う、見ると動機がする
相手ってどんな人なんだ?』
「えっ!?」
『え、教えてくれないの?だってお前の話じゃないんだよね』
「……その、ボカロなんだけど」
『へ…ぼかろって、ボーカロイド…?』
「…そう」
『あー…まぁ、そういう人もいるよね…ボーカロイドに恋かぁ…』
「………」
『あれ、れんれん?急に黙っちゃってどうかした?』
「否、今信じがたい言葉が聞こえた気がしたが」
『え?そういう人もいるよねって?』
「違う、その後!」
『ボカロに恋するって話?』
「こ…恋っ!?」
『まぁ、確かに可愛いよねーウチにも一人居るんだけどさ』
「あれ、お前も持ってたのか?ソフトタイプの?」
『いんや、アンドロイドタイプの初音ミクがいるよー』
「へぇー…よく買えたな…」
『ミュージシャン馬鹿にするなよなー。で、その口振りからして蓮珠のとこにもい
るんだろ?ミク?双子?それともMEIKOか?』
「いや、ウチにはカイトが…」
『KAITO…っ!?そっかカイトか…まぁ確かに格好良いよね…』
「そう!無駄に顔が良いんだよな、声も良いし!家事とか上手いし!」
『…ちょ、蓮珠?』
「意地悪だけど妙なトコロで優しくてさ…背も俺より高くてさ!」
『蓮珠くん、ちょっと!?』
「この間も変な夢見ちゃって…その辺りからまともに顔見れなくて…」
『あれ、もう隠す気無くなってる…?じゃなくてれんれーん!』
「へ?あぁ…悪い、ちょっとストレス溜まってて」
『あぁ…喋りたくて仕方なかったんだね…いいか、俺がれんれんに言えることは
一つだよ』
「な、何」


『――俺に惚気てないでちゃんと告白してこい!』


「…は?」
『うん、じゃあ今度そのカイトと一緒にウチ来なよ。いつでも大歓迎だからさ!じゃ、
検討を祈ってるよ!』


ぷつんっ つー、つー…


「え、ちょ…っ!?かずま、かずまー!?」




08.5.6

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